A. 複数の「原材料×微生物」で多彩な栄養をゲット。
食品は発酵させることによって栄養価がアップします。 例えば味噌なら、原材料である大豆がもつ栄養素に加え、発酵によって大豆がもつタンパク質が変化し、生命の維持に必要な必須アミノ酸9種がすべて含まれるようになります。同じく大豆を原材料とする納豆の場合は、大豆とくらべてビタミンB2が約6倍、葉酸が約3倍もパワーアップ。
つまり発酵食品は、原材料がもつ栄養素だけでなく、栄養素がさらに増えたり高まったりしているのです。
発酵食品とひとくちに言っても、その原材料はさまざまです。さらに、発酵食品をつくりだす微生物もさまざま。生み出される栄養素は、原材料と微生物の組み合わせで無数といってもいいほどに広がっています。
発酵食品はからだに良いといっても、一種類の発酵食品だけを摂っていると栄養は偏ります。献立を考える際には「原材料×微生物」の組み合わせを意識して、数種類の発酵食品をバランスよく取り入れるようにしましょう。そうすると、結果的にいろどり豊かな食卓ができあがり食事がいっそう楽しくなりますよ!
※記載内容は特定の商品または発酵食品についての効果効能を保証するものではありません。