A. 糖分や塩分過多に気をつけて、複数種類をバランス良く取り入れて。
発酵食品をつくる微生物そのもの、例えば乳酸菌については、多く摂取したからといって乳酸菌そのものが身体に害を及ぼすことはないと言われています。むしろ注意すべきなのは、乳酸菌による乳酸発酵食品(例えばヨーグルト)に含まれている脂肪分や糖分を結果的にとりすぎてしまうことです。味噌やしょうゆなど発酵の過程で塩を用いる発酵食品では、塩分過多にならないように注意しましょう。日本酒やワインなどの酒類の飲み過ぎにも気をつけて。
発酵食品はからだに良いといっても、1種類の食品ばかりを摂取するのは栄養の偏りにつながり、良いこととはいえません。献立を考える際には「原材料×微生物」の組み合わせを意識して、数種類の発酵食品をバランスよく取り入れるようにしましょう。
※記載内容は特定の商品または発酵食品についての効果効能を保証するものではありません。