ピーナッツバターといえば、一度はパンに使ったけれど、その後は冷蔵庫に入れっぱなし…という人も多いのでは。そんな時にぜひ試してもらいたいのが、黒ごまペーストと合わせたソースです。ピーナッツバターは少し入れるだけで、味噌のようなコクと旨みが出ます。また、白ワインビネガーを加えるのもポイント。深いコクと酸味は肉料理と相性抜群で、酸味が豚肉の旨みを引き立たせ、ソースの味にも奥行きが出ます。
材料 ※4人分
- 豚ヒレ肉 250〜300
- 塩コショウ 少々
- サラダ油 適量
- 黒ごま 適量
〈黒ごまソース〉
- 黒ごまペースト 大さじ2
- ピーナッツバター 大さじ2
- おろし生姜 大さじ1/2
- 醤油 大さじ1
- 白ワインビネガー 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- レモン汁 適量
- ①豚ヒレ肉は1cmの厚さに輪切りにし、軽く塩コショウをする
- ②フライパンにサラダ油を熱し、豚肉の中に火が通るまで焼く
- ③黒ごまソースの材料を混ぜる(濃度は白ワインビネガーやレモン汁で調整)
- ④皿に焼いた肉を並べ、ソースをかけて黒ごまをふる
荒木 慶子(あらきけいこ)
1972年に渡米し、デュマ・ピエークッキングスクール全課程修了。1984年に料理スタジオ「クックダム」を設立。料理教室主宰、食品企業の商品開発などを行う。1990年には中国陝西省現代中医学 元漢方医 張先生につき東洋医学・薬膳を学ぶ。2016年にNPO法人認知症サポートネットに入会し、現在は認知症予防料理アドバイザーとして活躍。主な著書に『おかあさんのおかず本』(主婦の友社)、『きょうの料理』(NHK出版)等。
※記載内容は、取材対象者及び筆者の個人的な見解であり、特定の商品または発酵食品についての効果効用を保証するものではありません。